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結露

昨日の関東地方の大雪予報もスカに終わり、今日は晴天!しかし、世の中、不穏で悲しい事件が続きます。武力を武力で潰したとしてそこから平和が生まれてくると言うのでしょうか?!私の両親や祖父母たちの世代の方たちが大変な思いをした時代を乗り越えて作り出してきてくれた平和な社会を、また壊していこうとする人たちの気が知れません。大それた何かができるわけではないし、どうすればいいのかもわからない、何もできずにいる自分が歯痒くなる日々です。

さて、おかげさまで鼻炎の方は漢方薬も飲みつつ(飲み忘れつつ)すっかりよくなりましたが、嗅覚については治療中。においがわからなくなるのはアルツハイマーの初期症状らしいよ、と言われたりしながら(ほんまかいな?!汗)、ハウスダストや花粉に対するアレルギーはないそうですが、加湿器付き空気清浄機を買って寝室である和室に置きました。夜中じゅう加湿器をつけているので朝起きて障子を開けたら今朝も窓は結露で真っ白!

結露を拭きながら、先月半ばに71歳(もっともっとお若いと思ってた!)で急逝されお別れをしてきたある方のことを思い出していました。私が10年ほど(もっと?)前にピアニストとしてご一緒させていただいていたM女声合唱団に当時在団されていたアルトのHさん。合唱団でのお花見の時にはお得意な美味しい手料理をたくさん持ってきてくださって見事な桜のもと皆さんと舌鼓を打ったものです。

昨年11月の音の小箱コンサートにもお友達を連れて聴きに来てくださったので、年明けに亡くなられたと聞いた時には本当にビックリしました。昨年11月末に病気がわかって大きな手術をされはしたものの、亡くなられた朝も病室の窓の結露を拭いていらしたのだとか。らしい、というか。そのあと気分が悪くなったとベッドで休まれそのまま帰らぬ人になられたそうです。なんということ。人として、女性としての気配りの暖かさ、大切さを深く感じさせてくださったお一人。これからも結露を見るたび拭くたびに思い出すことでしょう。今朝も「先生!窓の結露を拭いたついでにまわりも一緒に拭いちゃうとキレイになるんですよ!ほらね」とニコニコと話されるHさんの声が!亡くなられても私におしえてくださるなんて。

ここ数年数日、私のまわりでも多くの惜しまれる命が天に召されて行かれました。本当にさびしいことですが、ご生前中に交わした言葉、眼差し、笑顔がこれから生きていく者の心に暖かいものを残してくださり、それが支えになっていくのかもしれません。自分の人生だってあとどれだけあるのかわからないけど、決して消えてしまったのではないたくさんの魂に感謝しつつ、急がす、焦らず、たゆまず、大切に過ごしていかなくては。合掌。

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by fumifumifumin2 | 2015-02-06 16:59 | ひとりごと | Comments(0)

加納文子ーピアノ、チェンバロ、日々のこと


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