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台風一過。代官山教会にて、桑形亜樹子さんによる平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲演奏会。

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折り目のついてしまったプログラムの写真でごめんなさい!

バッハの平均律、というと、学生時代は毎週のレッスンのために1曲は譜読みをして翌週には暗譜、という、バッハ好きにとっても「ねばならぬ」の苦行(笑)でもあったわけですが、そういうレッスンの縛りから解放?されてからは、折に触れて弾いてみると若い頃には気がつけなかった音楽の素晴らしさや面白さにも多く気づき、あらためてじっくり取り組みたいと思いつつそのままになっている作品。

その全曲演奏会ということもあり、様々な研究を重ねておられる桑形さんの演奏ということもあり、とても興味深く楽しみに伺いました。

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本日使われた桑形さん所蔵のフレミッシュチェンバロはカッツマン作。柔らかく伸びやかで豊かな響き。

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24曲は8曲ことに区切られ、2回の休憩を挟んで演奏されました。第2部の真ん中に位置する12番f-mollのフーガでは思わず天(実際には天井)を見上げここが折り返しなのかと気づく!1番C-durの超有名なプレリュードに始まり24番h-mollの傑作フーガまで、全曲を通すことによってバッハの描いた宇宙が明らかになってくる演奏。曲間の間合いや拍子から割り出した?こだわりのテンポ設定も音楽的に納得させられるもので、全曲でひとつの宇宙を作り出す大きな役割を担っていたのかと思います。

あっという間に終わってしまった充実の全曲演奏会でした。あらためて、バッハってやっぱりすごい♡そうは言っても全曲通して弾くのは大変。大変でしょうがやればものすごく楽しくて幸せな気持ちになれるだろうな、とも。第2巻全曲演奏会もそのうちされるのでしょうか??楽しみです。

会場ではK教授(中学で桑形さんの後輩さんらしい)やヴァイオリニストY子ちゃんと2階席でご一緒できたことも嬉しいことでした!


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by fumifumifumin2 | 2017-09-18 19:25 | コンサート
今日は近江楽堂にてスタジオクラヴサン発表会。

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ここ数年はチェンバロからも少し離れていてなかなか取り組む時間がないのですが、7月半ばに「9月に発表会あるからよかったら聞きにきてくださいね、弾いてくれてもいいですよ!」という先生からのメールをいただいて、「それなら!」と慌てて曲決めをし、古巣?のよしみで私も仲間に入れていただいて少し弾かせていただきました。

本日の参加者は11人のソロと1組のアンサンブル。私がこのスタジオクラヴサンに弟子入りした頃はまだ先生がオランダ帰り間もなくて、3人の仲間(すぐ弟分が増えて4人)であっという間に終わる発表会と延々と続くあとのお茶会、というのが定番でしたが、今では人数も増え、大人の音楽が溢れ、本当に聞き応え十分。豊かなひとときでした。久しぶりに聞かせていただいた皆さんの演奏もレベルアップ!ほんとに素晴らしい!

今回私はバッハのパルティータ第2番からアルマンド、クーラント、サラバンド、カプリッチョを弾きました。やっぱり本番でのバッハは怖いー、なのですが、響きの良い近江楽堂でこの傑作を音にできる幸せを、緊張しつつも噛み締めながら弾かせていただくことができました。

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そして、今日は打上げにも参加できました!
空気も爽やか。天高く馬肥ゆる秋、かな。

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打上げでは和気藹々といろいろな音楽談義、楽器の話、楽しい会話が進みましたが、先生からこんなサプライズが!

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私を含め、3人の仲間がこの賞状をいただきました。10年超えは3名!私は二番弟子。このクラスで得た多くのものは今の自分の音楽の支えにもなっています。3人ともそれぞれにまた違った世界で様々なことにチャレンジしながらチェンバロを音楽を楽しみ学び続けていますが、ここに来ればまた第ニ?第三?の初心(第一、第二はもっと若い頃だから)に戻れる場がある事に感謝。

さて、ここからしばらくは10月後半の本番向けて、ピアノに向かいます!


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by fumifumifumin2 | 2017-09-03 20:40 | チェンバロ
朝は雨模様でしたが午後には上がり、ミューザ川崎のビルの窓に映る青空。幸先いい!

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1年半近く共に練習を積んできた樹林、成果の発表。今日は私は聴く人。

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言葉は日本語、ドイツ語、ラテン語、英語。アカペラあり、ピアノやオーケストラとの共演、と様々な形態。そして、それぞれの曲がそれぞれに違った難しさを孕んでいて、団員の皆さんは本当に汗と涙の練習を超えて来られたことと思います。でもそれ以上に、素晴らしい作品の数々に取り組むことのできた時間は楽しくもあり、貴重なものになったのではないかと想像します。最後の最後まで諦めずに取り組まれた成果は本当に熱いものでした。

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一曲目からのアカペラ。これは見事に決まっていました。

岩崎さんのピアノは繊細であり、ダイナミックでした。この支えがあったからこその「くちびるに歌を」。

後半はオーケストラと。安定した美しい響きのバッハカンタータアンサンブルの演奏。佐竹由美さんと黒田博さんのソロには痺れました!さすが。コーラスも悲しみに打ちひしがれているのではなく、亡くなった方の永遠の安らぎを心から祈る歌に、という方向に音楽が流れていました。

アンコールの「永遠の花」。これも暖かい演奏。ここまで聞き終わって思わず「よかった」と心の呟き。

指揮者の命懸け?の指導の賜物でもあり、良い演奏会となったこと、おめでとうございました!

欲を言えば、さらに音(声)の響きに様々な色彩感が出せるようになるともっと表現の幅が広がるだろうということ。簡単なことではないけれど、意識していれば少しずつできることかも。

次期はメサイヤ。


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by fumifumifumin2 | 2017-09-02 23:48 | 合唱団